オマハポーカーの基本ルールや遊び方を解説!コツや他ポーカーとの違いも

オマハポーカーの基本ルールや遊び方を解説!コツや他ポーカーとの違いも

世界中で人気のあるトランプを使用したゲームの「ポーカー」ですが、一言でポーカーと言ってもその種類は多く存在します。そんな中でも特に人気があるのは「オマハポーカー(オマハホールデム)」と言うゲームです。

そこで今回は、人気のポーカーゲームであるオマハポーカーについて概要や基本ルール、遊び方などを詳しく解説していくとともに、今現在主流となっているテキサスホールデムとの違いなどについてもご紹介します。

目次

オマハポーカーとは?

オマハポーカーは、様々な遊び方が存在するポーカーゲームの中でも特に人気のあるゲームとして知られています。

今現在ポーカーの主流として多くの人に遊ばれているテキサスホールデムから派生して誕生したゲームであることから、基本的な遊び方もテキサスホールデムと似ている点も多く存在します。

オマハポーカーとテキサスホールデムの違いとは

オマハポーカーは手k指すホールデムから派生して誕生したゲームのため、遊び方やルールは非常に似ています。そのためすでにテキサスホールデムのルールを知っている人は、オマハポーカーもすぐに覚えて遊ぶことができるでしょう。

オマハポーカーとテキサスホールデムの大きな違いは「ホールカード」の枚数の違いです(ホールカードとは各プレイヤーに配られる手札のこと)。

テキサスホールデムでは最初に配られるカードは2枚ですが、一方でオマハポーカーは4枚配られ、4枚のホールカードのうち2枚と、5枚のコミュニティカード(共有カード)から3枚を選択して役を完成させる必要があります。

オマハポーカーにも種類がある

そんなオマハポーカーですが、実はさまざまなバリエーションが存在します。よくプレイされているオーソドックスなのは以下の2種類です。

  • オマハ・ハイ:5枚のカードで最も強いハンドでポットを取れます。プリフロップではオールインは取れないという特徴があり、オマハポーカーの中では最もオーソドックスなゲームです。
  • オマハ・ハイロー:最も強いハンドと、最も弱いハンドを作ったプレイヤーがポットを獲得できます。最強のハンドあつ、最弱のハンドで勝つことですべてのポットを獲得できますが、どちらか一つだけだと半分のポットしか獲得できないという特徴があります。

また、ベットの仕方(ベッティング方法)によっても以下のような様々なバリエーションがあります。

  • ポットリミットオマハ:ミニマムベット額はビッグブラインド(BB)と同額で、最大ベット額はポットの上限額までレイズが可能です。このルールが現在の主流となっています。
  • ノーリミットオマハ:こちらもミニマムベット額はビッグブラインド(BB)と同額ですが、最大ベット額に上限はなく、手持ちのチップ全額まで描けることが可能です。
  • 固定リミットオマハ:あらかじめ決められた範囲内でしかベットすることができず、各プレイヤーはベッティングラウンドごとに4回までベットすることができます。

オマハポーカーの基本ルールや遊び方

オマハポーカーの基本的なルールや遊び方は、テキサスホールデムと変わりません。そのため、すでにテキサスホールデムで遊んでいる人であれば、すぐにオマハポーカーをプレイすることもできるでしょう。

ここでは、オマハポーカーの基本ルールや遊び方、ゲームの流れを解説していきます。

1.ブラインドベット

まずはビッグブラインド(BB)と、スモールブラインド(SB)のプレイヤーがブラインドベットを行います。ベットが終わったら、SBから時計回りにカードを1枚ずつ配り、各プレイヤーに計4枚のホールカードが配られます。

2.プリフロップ

ホールカードが全てのプレイヤーに配られたら、1回目のベッティングラウンドに移行します。

プリフロップでは、自分に配られた4枚のカードを他のプレイヤーに見られないように確認をし、役が作れそうかどうかを判断してゲームに参加をするか降りるかを判断します。ゲームから降りる場合は、この時点で手札を捨て終了し、参加をする場合はチップを賭けましょう。

このゲームに参加するプレイヤー全員のベット額が同額になったら、プリフロップは終了し、次のラウンドに移行します。

3.フロップ

2回目のベッティングラウンドである「フロップ」では、3枚のコミュニティカードが公開されます。

プレイヤー全員が共有して使用することのできるコミュニティカード3枚と、自分の手札である4枚の合計7枚で強いハンドになるかどうかを判断し、追加でベットするのか、降りるのかを選択しましょう。

4.ターン

「ターン」では4枚目のコミュニティカードが公開されます。

3回目のベッティングラウンドである「ターン」の頃には、ほぼハンドが固まってきている状況です。自分のハンドの状況だけではなく、対戦相手のハンドも予想しながらアクションを選択していきます。

5.リバー

5枚目のコミュニティカードが公開される「リバー」は、最後のベッティングラウンドです。場に公開されているコミュニティカード5枚のうち3枚と、4枚の手札から2枚を選択して最終形のハンドを完成させます。

ここまで降りずに参加しているプレイヤーのベット額が同額になったら最後のベッティングラウンドは終了します。

6.ショーダウン

それぞれのプレイヤーがハンドを公開し、役の強弱によって勝敗が決まります。ショーダウンまで参加していたプレイヤーの中で一番強いハンドを作ったプレイヤーが、これまでベットしてきたチップを総取りです。

稀に引き分け(チョップ)になることもあり、その場合は、引き分けになったプレイヤー同士でポットを山分けとなるので覚えておきましょう。

オマハポーカーで勝つためのコツは?

安定してオマハポーカーで勝つためにはどのように考えたらいいのでしょうか。攻略に役立つコツや考え方をご紹介します。

ポジションを意識したアクション

オマハポーカーだけではなく、多くのポーカーゲームで共通した考えですが、ポジションによって有利・振りがあることは常に意識しましょう。

例えば、一番最初にアクションするプレイヤーと、一番最後にアクションするプレイヤーの場合、後からアクション出来るプレイヤーの方が他のプレイヤーのアクションや仕草などの判断材料が増えるため有利だと言われています。

ポジションの特性を理解することによって、相手のハンドの強弱を判断する材料にもなります。

ブラフを有効活用する

ベッティングラウンドでの駆け引きは、実力差が大きく出る要素です。

もし自分のハンドが弱い場合でも強気でレイズすることで他のプレイヤーをフォールドさせたり、逆に強いハンドを持っているのに弱気にベットして相手の油断を誘ったりと、アクションひとつで勝利することも可能です。

また、ベット額だけではなく、考える時間やカードを確認する仕草なども他のプレイヤーからチェックされていることを忘れてはいけません。

まとめ

人気のポーカーゲームであるオマハポーカーについて概要や基本ルール、遊び方などを詳しく解説しました。

カジノゲームの主流としてプレイされているテキサスホールデムから派生して誕生したオマハポーカーは、基本的なゲームの流れはテキサスホールデムと同じなため、すでにテキサスホールデムで遊んでいる人であればすぐにプレイすることもできるでしょう。

まだオマハポーカーを遊んだことのない人も、基本的な流れを確認してから実際にプレイしてみてはいかがでしょうか。

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