トランプゲームのポーカー、特にテキサスホールデムで、強い役を作ること以上に大切な攻略のひとつに有利なポジション(座り位置)を取ることです。攻略法は十分なはずなのに「なぜかいつも負けてしまう」という人は、もしかしたら不利なポジションで戦いすぎているのかもしれません。
この記事では、ポーカー初心者の脱却を目指すために、絶対に知っておきたいポジションの基本をわかりやすく解説していきます。
ポーカーのポジションとは?
ポーカーゲームにおける「ポジション」とは、自分がアクション(ベット・チェック・フォールドなど)を行う順番のことを指します。
特にテキサスホールデム・ポーカーでは、このポジションについての理解がゲームの勝率に直結すると言ってもいいほど重要なポイントになります。ポーカーは情報を集めるほど有利なゲームであるため、後に行動を起こせるプレイヤーほど、相手のアクションを見てから判断でき、有利な情報を多くもった状態で、プレイを進められるからです。
基本的にポジションは、ディーラーボタン(D)を基準に以下のように分類されます。
- アーリーポジション(EP):最初に行動する席
- ミドルポジション(MP):中間の席
- レイトポジション(LP):最後の方に行動する席(カットオフ、ボタン)
このポジションの中でも特に重要なのが、「後から行動できるかどうか」という点です。
ポーカーのポジションで有利なのはどこ?
ポーカーのポジションで、最も有利なのはレイトポジション、特に「ボタン(BTN)」です。その理由はシンプルで、ほぼすべてのプレイヤーの行動を見てからアクションの判断ができるからです。
例えば、「相手が弱そうならブラフを仕掛ける」または、「強そうなら無理をせず降りる」
「チェックが多ければ小さくベットしてポットを奪う」といったように、状況に応じて柔軟な戦略を選べます。一方、アーリーポジションにいると、対戦相手の情報がほぼゼロの状態で行動しなければならず、どうしてもリスクが高くなります。
ポーカーのポジション別の特徴
ここでは、ポーカーのポジション別の特徴を簡単に説明していきます。
アーリーポジション(EP)
参加人数によって多少異なりますが、一般的には以下の席のとを指します。
主な席:UTG(アンダー・ザ・ガン)、UTG+1, UTG+2、SB、BB
このポジションだと、場にカードが出た直後に最初にアクションをしなければなりません。周りの情報がゼロの状態で動く必要があるため、非常にリスクが高い席です。ここでは「最強クラスのカード」以外を早めに捨ててしまった方が、後半でプレイを進めやすいです。
ミドルポジション(MP)
主な席: MP1、MP2、LJ(ロージャック)、HJ(ハイジャック)など
前に数人プレイヤーがいるので少しは情報がありますが、前数人がフォールドしたか、あるいはレイズしたかを見てから動けます。しかし、後ろにもまだプレイヤーが控えているので、不利になるような大胆すぎるプレイを控えた方が良いです。慎重さと積極性のバランスが求められる位置です。
レイトポジション(LP)
主な席: BTN(ボタン)、CO(カットオフ)、HJ(ハイジャック)など
テーブルの中で最後にアクションができるため大変有利なポジションです。全員の動き(チェック、ベット、レイズ)をすべて確認してから自分の行動を決められるため、意思決定の精度が劇的に上がります。相手が弱気ならブラフでチップを奪い、相手が強気ならゲームから降りるといったアクションを取りやすいです。ゲームの主導権を完全に握れるため、多少弱いカードでも積極的に参加して利益を狙えます。
ポーカーのインポジションとは
ポーカー用語のひとつである「インポジション(In Position)」とは、相手より後に行動できる状態のことを指します。特にフロップ以降のストリートで、このインポジションは非常に強力です。
インポジションのメリット
メリットとして以下のような点があげられます。
- 対戦相手のベットを見てから判断ができる
- 賭け金のコントロールがしやすい
- ブラフの成功率が上がる
- 無駄な損失を抑えやすい
例えば、相手がチェックしてきた場合、カードが「弱いかも?」と判断して強気でベットできますし、強いベットが来ても手札が弱い時は安全のためフォールドすることもできます。
また、インポジションでは小さなベット額で、大きな情報を集められる点もメリットのひとつです。
意識したいポイント
初心者のうちは、難しいハンドレンジやブラフ戦略よりも、「インポジションで多くプレイする」ことを意識するだけで、負けにくくなります。無理に全てのハンドをプレイせず、良いポジションをとってから賭けるという手法でもいいかもしれません。
ポーカーのアウトポジションとは
ポーカーでのアウトポジション(Out of Position)とは、相手より先に行動しなければならないポジションにいることです。一般的に、ポーカーでは最も難しい状況と言われ、ゲームを有利に進めることが難しいです。
アウトポジションが不利な理由
アウトポジションが不利と言われる主な理由は以下の通りです。
- 情報が少ない状態で決断が必要
- 相手に主導権を握られやすい
- ブラフを見抜かれやすい
- 大きなポットになりがち
例えば、自分が先にチェックしたあとに、相手に大きくベットされると、本当に強いのか?ブラフなのか?という判断が非常に難しくなります。
アウトポジションでの基本戦略
アウトポジションでは、強気な攻めはできませんが、以下のような点を意識すると損失を抑えられます。
- 強いハンド以外は無理をしない
- チェックを多用してポットを大きくしすぎない
- ブラフは控えめにする
特に初心者のうちは、アウトポジションでは守り重視をすることが基本的な戦略です。無理に勝とうとせず、情報を得ながら慎重に進めることが、長期的な勝率につながります。
まとめ
ポーカーのポジションは、行動する順番によって有利、不利が大きく変わるため、勝率を上げるために意識したい大切な要素です。特にレイトポジションやインポジションでは、相手の動きを見てから判断できるため、強気で戦うことができ、ミスを減らしやすくなります。逆にアウトポジションでは無理をせず、守りを意識したプレイが大切です。
初心者のうちは「良いポジションが回ってきた時にプレイする」ことを意識するだけでも、勝率が変わってくるので、ポジションについて知識を深めておきましょう。









