みなさんは「カジノホールデムポーカー」というゲームをご存じでしょうか。
カジノホールデムポーカーは、世界中で最も遊ばれているポーカーのテキサスホールデムから派生したポーカーゲームで、プレイヤー同士で戦うテキサスホールデムに対し、カジノホールデムポーカーは「対ディーラー」となっており、初心者でもすぐに始められるとカジノでは人気があります。
そこで今回はそんなカジノホールデムポーカーについて、遊び方やルール、攻略法などについて詳しく解説していきます。
カジノホールデムポーカーとは?
カジノホールデムポーカーは、その名の通りカジノで遊ぶ事のできるギャンブルゲームです。
ポーカーと聞くと、最も有名なのがテキサスホールデムですが、このカジノホールデムポーカーもまたテキサスホールデムから派生したポーカーゲームで、大まかなゲームの流れやルールなどは同じですが、大きく異なる点も存在します。
ご存じの方も多いかもしれませんが、テキサスホールデムは「プレイヤー同士」で戦いチップを奪い合いますが、カジノホールデムポーカーでは「ディーラー対プレイヤー」の1対1でゲームが進められるという点が最大の特徴です。
カジノホールデムポーカーはポーカー初心者でも遊びやすい
カジノホールデムポーカーは、”ポーカー”ということだけあって難しそうなイメージがあり、さらにはディーラーとの直接対決という構図に中々挑戦しにくいと感じる人もいるかもしれません。ですが、カジノホールデムポーカーは、ポーカー初心者の人にも非常におすすめなゲームです。
その理由として、テキサスホールデムは他のプレイヤーとの駆け引きや心理戦などが重要な要素となりますが、カジノホールデムポーカーの場合、相手はディーラー1人だけなので心理戦や駆け引きなどは一切必要なく、引きの強さが勝敗を左右します。
そのため高度なスキルがないポーカー初心者でも十分にホールデムポーカーを楽しむことができます。
カジノホールデムポーカーのルールと遊び方
それではカジノホールデムポーカーの基本的なルールと遊び方について詳しく解説していきます。
カジノホールデムポーカーのルール
カジノホールデムポーカーは、テキサスホールデムとは異なりディーラーと1対1で戦うカジノ特有のポーカーゲームです。ですが基本的なルールはテキサスホールデムと変わりありません。
カジノホールデムポーカーもプレイヤーとディーラーそれぞれに2枚の手札が配られ、その他に場に5枚のコミュニティカード(共通カード)が公開され、手札とコミュニティカード合わせて7枚のカードの中から5枚を選択して役を作っていきます。
そのため、役とベットの仕方さえ覚えてしまえばポーカー初心者でも気軽に遊ぶことができます。
カジノホールデムポーカーの遊び方
カジノホールデムポーカーの詳しい遊び方についてみていきましょう。大まかなゲームの流れは以下のようになります。
- アンティベットを置く
- カードが配られコールorフォールドを選択
- 追加でコミュニティカードが公開される
- ディーラーのハンドを確認し勝敗の決定
それぞれ詳しく解説します。
1.アンティベットを置く
まず初めに、「ANTE(アンティ)」へ賭けたい分のチップを置きます。アンティは参加費という意味もあるため、ゲームに参加する場合は必ずベットしなければいけません。
基本的にはアンティの1:1(2倍)の配当となりますが、フラッシュ以上の強いハンドで勝利すると配当の倍率は高くなっていきます。(最強のハンド「ロイヤルフラッシュ」ならば配当は100倍)
2.カードが配られコールorフォールドの選択
アンティへのベットが完了すると、プレイヤーとディーラーのそれぞれ2枚の手札を裏向きのまま配られ、そして場にコミュニティカードも3枚公開した状態で置かれます。
この時点でプレイヤーは自分の2枚の手札と、公開されている3枚のコミュニティカードを確認してコール(勝負)するかフォールド(降りるか)の選択をします。
もし勝負を続行するのであれば、コールベットをします。コールベットは、アンティベットの2倍の金額をベットしなければならないため、最終的にハンドで勝負するにはアンティベットの3倍のチップを賭ける必要があります。
ちなみにこの時点でフォールドする場合は、先ほどベットしたアンティは戻ってきません。
3.追加でコミュニティカードが公開される
コールを選択したら、ディーラーが残りのコミュニティカード2枚を配り、その後にディーラーの手札が公開されます。
この時点でプレイヤーとディーラーそれぞれのハンドが確定し、より役が強い方が勝ちとなりますが、カジノホールデムポーカーでは「ノットクオリファイ」というルールが存在するためディーラーのハンドをまずは確認します。
4.ディーラーのハンドを確認し勝敗の決定
カジノホールデムポーカーでは「ディーラーは4のペア以上のハンドでなければ勝負を行う資格が得られない」というルールが存在します。そのため、ディーラーのハンドが公開されたらまずはノットクオリファイの判定を行います。
ディーラーのハンドが4のペア以上の役が完成していた場合は、プレイヤーとの役の強さで勝敗が決まりますが、もしも4のペア以上の役が完成していなかった場合は「ノットクオリファイ」となり、ディーラーは勝負の資格を喪失します。例としてディーラーが3のワンペアでプレイヤーが役無し(ハイカード)の場合でもノットクオリファイでプレイヤーの勝ちとなります。
ノットクオリファイになったら、アンティに対しては役に応じた配当が行われ、コールベットはそのまま戻ります。
ボーナスベットとは?
カジノホールデムポーカーでは「アンティ」と「コール」以外にも「ボーナス」というベットが存在します。
このボーナスベットとは、アンティベットする際に追加でベットすることが可能ですが、アンティとは個別の賭けとなり、勝敗も別に決まります。
プレイヤーに配られた2枚のカードと、コミュニティカードの最初の3枚でAのワンペア以上の役が完成していたら配当を獲得できます。
基本的に配当額はアンティよりも高倍率となっています。
ハンドによる配当
ハンドによる配当の一覧です。アンティとボーナスでは配当倍率に違いがあるため確認しておきましょう。
ハンド | アンティ | ボーナス |
ロイヤルフラッシュ | 100:1 | 100:1 |
ストレートフラッシュ | 20:1 | 50:1 |
フォー・オブ・カインド | 10:1 | 40:1 |
フルハウス | 3:1 | 30:1 |
フラッシュ | 2:1 | 20:1 |
ストレート | 1:1 | 7:1 |
スリー・オブ・カインド | 1:1 | 7:1 |
ツーペア | 1:1 | 7:1 |
ワンペア | 1:1 | 7:1(Aペアのみ) |
ハイカード(役無し) | 1:1 | 没収 |
カジノホールデムポーカーの攻略法とは
カジノホールデムポーカーで勝ち越すための攻略法を2つほどご紹介します。
基本的には「コール」する
まず前提としてカジノホールデムポーカーでは、ディーラーがノットクオリファイで勝負ができずにプレイヤー側の勝利となる確率が24.15%あります。そのため基本的にはコールを選択するだけで4回に1回は勝てるゲームです。
手札2枚とコミュニティカード3枚でペアができている場合は積極的にコール可能ですが、コミュニティカード3枚の中でワンペアができている場合は他のカードの状況も見ながらアクションを選択しなければならないので注意しましょう。
ボーナスベットはしない
カジノホールデムポーカーでは「ボーナスベット」をすることが可能ですが、ここは賭けないことをおすすめします。
理由としては1枚もカードを確認できない状態でAのペア以上が出るかどうかを予想しなければならず完全なるうん任せになってしまいます。
役が完成した時の配当は大きいですが、結局は負けが続いて損をしてしまうことが多くなってしまいます。
まとめ
カジノホールデムポーカーは、”ポーカー”ということだけあって難しそうなイメージがあり、さらにはディーラーとの直接対決という構図に中々挑戦しにくいと感じる人もいるかもしれません。
ですが、カジノホールデムポーカーの場合相手はディーラー1人だけなので心理戦や駆け引きなどは一切必要なく、引きの強さが勝敗を左右することもあり、高度なスキルがないポーカー初心者でも十分にホールデムポーカーを楽しむことができます。
興味のある人はぜひ遊び方を覚えて挑戦してみてはいかがでしょうか。