この記事では、イギリスとドイツの合作映画『Croupier ルール・オブ・デス/カジノの死角』についてご紹介します。『Croupier ルール・オブ・デス/カジノの死角』は、ロンドンを舞台にしたカジノの物語で、冴えない主人公がカジノに手を染め人生を変えていく模様が描かれています。恋人のヒモ状態である主人公ですが、実はカジノのディーラーとして天才的な能力を持っています。そんな主人公が、どのようにして人生の歯車を狂わせていくのか、見どころ満載の作品です。
『Croupier ルール・オブ・デス/カジノの死角』について
- ジャンル:スリラー
- 監督:マイク・ホッジス
- 脚本:ポール・メイヤーズバーグ
舞台はロンドン。主人公のジャックは、恋人に養ってもらいながら小説家を志していました。作家としてなかなか芽が出ないジャックは、故郷に住む父親からクルピエ(カジノのディーラー)の仕事を紹介されます。本当は小説で生計を立てたいジャックでしたが、生活のために渋々引き受けることに。実はジャックは、南アフリカのカジノで生まれ育っており、クルピエの素質を持っていたのです。再びカジノの世界に戻ったジャックの人生が変わっていく様子が描かれます。
『Croupier ルール・オブ・デス/カジノの死角』のあらすじ
恋人のヒモ同然だったジャックは、父親に紹介されたクルピエの仕事に就きます。恋人は「カジノのディーラーだなんて」と不満げでしたが、カジノで生まれ育ったジャックのクルピエの腕前は見事なものでした。ジャックは、ギャンブラーたちの姿を見る快感を再び感じるようになり、クルピエの仕事にハマっていきます。そこへ、怪しい仕事を紹介してくる女が現れました。彼女の美貌に、仕事を引き受けてしまうジャック。それが、思いもよらない結果を招くことになります。
『Croupier ルール・オブ・デス/カジノの死角』の登場人物とキャスト
それでは、映画『Croupier ルール・オブ・デス/カジノの死角』の登場人物とキャストを紹介していきます。
ジャック・マンフレッド(クライヴ・オーウェン)
小説家を目指す主人公。かつて南アフリカのカジノに住んでいたが、ギャンブラーたちの姿を見る快感から逃れるためロンドンに身を移し、小説家を目指すことに。しかし物書きとしての素質はなく、恋人に養ってもらっている。故郷に住む父親からその才能を買われ、再びクルピエの仕事に就くことを決意する。長くクルピエをしてきたため、自分を欺こうとしている人の魂胆に気が付くのが得意で、近づいてきた女たちにも十分に警戒していたが…。
マリオン(ジーナ・マッキー)
ジャックの恋人。小説家を目指すジャックを支えるため、ジャックの面倒を見ながら一緒に暮らしている。小説家の恋人になりたい思いがあり、ジャックを応援していたが、彼がクルピエの仕事に就いたと知って幻滅する。カジノやクルピエの仕事に良い印象を抱いておらず、ジャックのことも「小説家志望の恋人」として誇りに思っていた節がある。
ヤンニ(アレックス・キングストン)
ジャックに近寄ってくる美女ギャンブラー。クルピエとして嘘を見抜く力のあるジャックは、ヤンニが近寄ってきたことには何らかの魂胆があると気づいていた。ジャックの予想通り、ヤンニは危険な仕事をジャックに持ちかけてくる。それは、ジャックのモットーである「クルピエとしてギャンブルには手を出さない」という信条を破るものだったが、ジャックは引き受けることに。そして、その仕事がジャックの運命の歯車を変えていく。
『Croupier ルール・オブ・デス/カジノの死角』の見どころ
映画『Croupier ルール・オブ・デス/カジノの死角』の見どころは多岐にわたりますが、特に以下の点が挙げられます。
- 小気味よく進むストーリー:知的でスリリングなオリジナルストーリーで、悪意に溢れたシーンも軽やかに描かれています。
- 3人のまったく違うヒロイン:本作に登場する3人のヒロインは、三者三様。理想主義の恋人マリオンに、犯罪を持ちかけるヤンニ、そしてジャックと関係を持つことになる謎の女性ベラ。3人の個性豊かな存在感にも注目です。
- こだわりのセット:イギリスとドイツの合作映画ということで、セットはドイツ・デュッセルドルフのスタジオで行われました。ジャックが住むアパートやカジノの建物など、セットのこだわりにも注目です。
まとめ
今回は映画『Croupier ルール・オブ・デス/カジノの死角』の魅力と、視聴に必要な情報についてまとめて紹介しました。カジノ映画ですが、主人公の職業はディーラーであるクルピエという仕事。しかし、近づいてきた謎の美女からの依頼で、とうとう禁断のギャンブルに手を出してしまう…という主人公の物語です。詳細が気になる方は、『Croupier ルール・オブ・デス/カジノの死角』の公式ページもチェックしてみてくださいね。