今現在日本では、オンラインカジノを含めた「カジノ」が違法となっており、カジノで遊ぶ際には海外へ行って遊ばなければなりません。
カジノというと、アメリカのラスベガスを思い浮かべる人も多いかもしれませんが、実は日本から比較的近いアジア圏でも、合法的にカジノで遊ぶ事のできる国はたくさん存在します。そして中でも近年注目を集めている国がシンガポールです。
そこで今回は、旅行先としても人気のあるシンガポールのカジノの人気スポットや、カジノで遊ぶために事前に知っておきたい情報を詳しくご紹介していきます。
シンガポールのカジノの特徴
まずシンガポールは世界的に見ても治安がいい国として有名で、犯罪件数は日本よりも少ないと言われています。観光客が多いためスリやひったくりなどの軽犯罪には気をつけなければいけませんが、強盗などの重大な事件に巻き込まれる可能性は低く、日中だけではなく夜間も落ち着いているため24時間いつでも観光を楽しめます。
さらにカジノ周辺には有名観光地も多数あり、「マーライオンパーク」や「シンガポール植物園」、「ナイトサファリ」など多くの観光施設やアクティビティが充実しているため、カジノ以外も楽しみたい人におすすめです。
シンガポールのおすすめカジノ
シンガポールには政府公認のカジノ施設が以下の2か所あります。
- マリーナ・ベイ・サンズ
- リゾート・ワールド・セントーサ
それぞれどの様な施設なのかを詳しくご紹介します。
マリーナ・ベイ・サンズ
最初にご紹介するシンガポールのおすすめカジノスポットは、「マリーナ・ベイ・サンズ」です。
3つのタワーの上に大型船を載せたような外観の建物で、観光地としても非常に有名ですが、カジノで遊べる場所としても有名で、総面積15,000㎡の広大なフロアに豪華な内装が施されており、テーブルゲームが約600卓、スロットマシーンが約2,300台も設置されているアジア最大級のカジノ施設です。
統合型リゾート施設なのでもちろんカジノだけではなく、ホテルやショッピングモール、シアター、さらには世界一高い場所にあるプールも有名で、シンガポール旅行に来たついでにカジノ体験をしてみたいと言う人にもおすすめです。
リゾート・ワールド・セントーサ
もうひとつのおすすめカジノスポットは、シンガポールのセントーサ島にある「リゾート・ワールド・セントーサ」です。
こちらのカジノは450以上のテーブルゲームと、2,400台以上のスロットマシーンが設置されており、マリーナ・ベイ・サンズと比べると家族向けということもあってか、大人数で楽しむ事のできるルーレットなどのゲームが多く採用されている特徴があります。
そしてマリーナ・ベイ・サンズと同様に統合型リゾート施設となっており、カジノ以外にも水族館やユニバーサル・スタジオ・シンガポールなど様々な施設が併設されています。
シンガポールカジノの基本情報
シンガポールのカジノに遊びに行く前に、現地で困らないよう知っておきたい基本的な情報をいくつか解説します。
年齢制限やドレスコードってあるの?
基本的にカジノには年齢制限が設けられており、シンガポールのカジノも例外ではありません。シンガポールのカジノは21歳以上から入場することができますが、これは他の国のカジノに比べて高めに設定されています。
入場の際に年齢確認でパスポートの提示を求められる可能性があるため、常に持ち歩くようにしましょう。
また、カジノへ入場するためのドレスコードもありますが、シンガポールのカジノはそこまで厳しくなく、男性であればTシャツにジーンズ、女性ならカジュアルなファッションで問題ありません。
ただし、ショートパンツやタンクトップ、サンダルなどは入場を断られる可能性があります。さらにサングラスやマスクなど顔の隠れるアイテムは着用禁止となっているため注意しましょう。
最低掛け金はどれくらい?
シンガポールのカジノで遊ぶ際に、どれくらいの予算が必要なのか気になるところです。
そこで注目したいのがゲームごとの最低掛け金で、この金額が低ければ低いほど予算を抑えて遊ぶことができるため要チェックです。表にまとめてみました。
ゲーム | マリーナ・ベイ・サンズ | リゾート・ワールド・セントーサ |
スロット | 10セント~ | 10セント~ |
バカラ | 50Sドル~ | 200Sドル~ |
ブラックジャック | 50Sドル~ | 100Sドル~ |
ルーレット | 5Sドル~ | 5Sドル~ |
シックポー | 25Sドル~ | 100Sドル~ |
※Sドル=シンガポールドル
必要な軍資金は?
実はシンガポールのカジノは世界的に見ても最低掛け金の設定が高い事でも有名です。
地域 | 最低掛け金 | 日本円(約) |
ラスベガス | 10USD~50USD | 1,000円~5,000円 |
韓国 | 10,000KRW~20,000KRW | 1,000円~2,000円 |
マカオ | 300HKD~500HKD | 4,000円~7,000円 |
シンガポール | 50SGD~200SGD | 4,000円~16,000円 |
表のように韓国やラスベガスのカジノと比べるとゲームによっては2~4倍以上もの金額で設定されていることもあります。
そのため、掛け金の低いスロットゲームだけで遊ぶ場合でも5万円ほどは軍資金として用意した方がよさそうです。また、バカラやブラックジャックなどのテーブルゲームの場合は、10万円以上は用意しないと満足に楽しめないかもしれません。
まとめ
観光地としても人気のシンガポールは、政府公認のカジノ施設が2か所存在しており、どちらも多くの観光客やセレブ達でにぎわっています。シンガポールのカジノの特徴として、どちらの施設もカジノで遊ぶことだけではなく、有名な観光地で遊ぶことも簡単にできる点は非常に魅力的です。
ですが、シンガポールのカジノは、ラスベガスや韓国などの他の国と比べると最低掛け金が高めに設定されており、満足いくまでしっかりとカジノゲームを楽しもうと思ったらそれなりの軍資金が必要になると言うことは覚えておき、無理のない範囲で遊ぶようにしましょう。シンガポールに旅行に行った際には、是非豪華絢爛なカジノ体験をしてみてはいかがでしょうか。