世界で活躍する日本人ポーカープレイヤーはここ数年で一気に増えてきていますが、みなさんはラスワンさんという人物をご存じでしょうか。ラスワンさんは数多くのポーカートーナメントで入賞経験があり、世界最大規模のポーカーイベント「WSOP」でも優秀な成績を収めています。また、ポーカープレイヤーとしては異色の経歴を持っていることでも知られています。
そこで今回は、そんなポーカープレイヤーのラスワンさんについて、本名や異色と言われる経歴についても詳しくご紹介します。
ラスワンさんってどんな人?
ポーカープレイヤーとして世界の舞台で活躍するラスワンさんとはいったいどのような人物なのでしょうか。
気になる本名や、異色の経歴についてみていきましょう。
ギャン魂上がりました🔥
今週から天国に来てます。 pic.twitter.com/9UJO4V01g1— ラスワンのギャンブル魂 (@lasuone_gamble) December 29, 2024
ラスワンさんの本名|清水望
ラスワンさんの本名は清水望(Shimizu Nozomu)さんと言います。なぜラスワンという名前で活動しているのかについてですが、調べてみましたが有力な情報が見つかりませんでした。
これはあくまで推測ですが、この後ご紹介するラスワンさんが立ち上げた新興企業の社名「ラストワンマイル」から来ているのではないかと思われます。
ラスワンさんの異色の経歴とは
ラスワンさんは最初からポーカープレイヤーとして活動していたわけではありません。最初は光通信業界でキャリアをスタートさせ、26歳という若さで営業会社を設立。競争が激しい光通信業界で多くの困難を乗り越えてこのビジネスを成功させ、「ラストワンマイル」という企業を36歳という若さで上場。ビジネスマンとして大きな成功をおさめました。
しかしラスワンさんは、ポーカーが好きすぎてポーカーの事業を始めるため、上場してすぐに退職し、ポーカーに専念することを決意します。
WSOP $5000フリーズアウト735人参加で残り3人。@lasuone ラスワンさんが残ってます!
優勝したら9000万円ラスワンこと清水望さんは、上場企業である(株)ラストワンマイルの創業社長(昨年退任) https://t.co/OYjoXKd1DV
— 池内一樹 (@cc_hyahhoo) June 7, 2023
そして、2023年のWSOPを始めとして多くのトーナメントで、優秀な成績をいくつも残しその名を世界に知らしめました。
現在は新たな会社の代表
現在のラスワンさんは、世界の舞台でポーカートーナメントに積極的に参加をしていながら、ポーカー関連の新たな会社を立ち上げて活動されています。
その会社は「株式会社ギブファースト」と言い、2022年6月に設立され、ラスワンさんは代表取締役社長を務めておられ、ポーカーの持つ素晴らしいマインドスポーツとしても側面を広め、ビジネスとの融合を促進しており、ギャンブルとしてのイメージが強いポーカーをクリーンに広めるための活動をしています。
ポーカープロとしての実績
そんな異色の経歴を持つラスワンさんですが、ポーカープロとしての実績も非常に素晴らしい活躍をされています。
WSOP2023での快挙
ラスワンさんのポーカー実績を語るうえで外せないのが、2023年にラスベガスで開催されたWSOP(World Series of Poker)での快挙です。このイベントで「#12 $5,000 No Limit Hold’em – Freezeout – 8-Handed」というトーナメントに参加をしたラスワンさんは、735人の参加者で3日間に及ぶ激闘の末、FT(ファイナルテーブル)に進出。最終的に3位という好成績を残し、非常に高い評価を受けて大きな話題となりました。
さらにラスワンさんの快進撃は止まりません。この他にも「#22 $10,000 Limit Hold’em Championship」と「#94 $5,000 No Limit Hold’em」に参加をしたラスワンさんは、この二つのトーナメントでも見事FTへ進出し、どちらも3位という結果を残しています。
WSOP 2023 速報
Event #22: $10,000 Limit Hold'em Championship Day3
先日のイベントに続き
🇯🇵 Shimizu Nozomu 'LASONE'
さんがファイナルテーブルに進出!優勝賞金 $316,226
共にDay3に進出していた🇯🇵 Motoyoshi Okamuraさんは13位入賞$20,000獲得。#WSOP pic.twitter.com/3rsOVq06Tl
— ポーカーマガジン ~ LightTHREE ~ ライトスリー (@PokerMedia_L3) June 10, 2023
つまり2023年のWSOPにて、3つのトーナメントでFTに進出して、そのすべてで3位という好成績をたたき出しました。これはとてつもない快挙です。
ラスワンさんのポーカー哲学
ラスワンさんのポーカーに対する考えで最も重要視していることは「運と実力のバランス」です。ポーカーはほかのギャンブルとは異なり、運の要素もあるものの、プレイヤーのスキルが勝敗に大きく影響します。
上記でご紹介したWSOPでの快挙も、「運だけではなく、長年のトレーニングと実力があってこそ」と語っており、ビジネスマンとしての成功経験からも大きな影響を受けていそうです。
まとめ
異色の経歴を持つポーカープレイヤーとして有名なラスワンさんこと清水望(Shimizu Nozomu)さんは、26歳で会社を立ち上げ、10年後には上場することに成功するものの、ポーカーが好きすぎてすぐに退職。ポーカープレイヤーとしては2023年のWSOPにて3つのトーナメントでFTに進出するという快挙を成し遂げ、一躍その名を世界に知らしめました。
現在はポーカー関連の事業を新たに始め、マインドスポーツとしてのポーカーを広めることに尽力をしており、自身のYoutubeチャンネルにて動画も投稿しています。気になる方は一度チェックしてみてはいかがでしょうか。