【ポーカー】セブンカードスタッドの遊び方とは?ルールや戦略も紹介

トランプを使って遊ぶポーカーは、日本はもちろん世界中でプレイされています。しかし「ポーカー」と一口に言っても、その種類や遊び方は様々です。そんな数多く存在するポーカーゲームの中でも「セブンカードスタッド」は、シンプルながらも非常に奥が深いゲームで根強い人気を誇っています。

今回は、そんなセブンカードスタッドの遊び方や、ルール・流れをご紹介するとともに、勝つためのコツや戦略についても触れていきます。

目次

セブンカードスタッドってなに?

セブンカードスタッドというゲームを皆さんはご存じでしょうか。日本ではあまり知られていないポーカーゲームですが、今ポーカーの主流となっている「テキサスホールデム」のブームが始まる前に、アメリカで最も人気のあったポーカーゲームです。

セブンカードスタッドは、それぞれのプレイヤーに表向きのカードと裏向きのカードが配られ、配られたカードの中から5枚を選択してより強い役を作るゲームで、相手の表向きになっているカードから相手の役を推測し、駆け引きを行います。

セブンカードスタッドとテキサスホールデムの違いは?

セブンカードスタッドは、現在日本国内でも急激に人気の高まっているポーカーゲームのテキサスホールデムと大まかな流れは似ていますが大きな違いがいくつか存在します。

まず、テキサスホールデムは表向きに公開されているカードが「コミュニティカード」として全プレイヤーが共通して使用できますが、セブンカードスタッドの場合は、表向きのカードも含めすべてのカードがプレイヤーごとに異なります。そのため、同じ数字のスリーカードが同時に成立することがありません。

また、テキサスホールデムではベッティングラウンドが4回ありますが、セブンカードスタッドでは5回ベッティングラウンドがあるという点も異なります。

セブンカードスタッドの遊び方とルールを解説!

それでは早速、セブンカードスタッドの遊び方やルールをご紹介します。

セブンカードスタッドで遊ぶには

セブンカードスタッドのプレイ人数は2~8人です。カジノやアミューズメント施設で遊ぶ場合はディーラーがいますが、友達同士で遊ぶ場合は、カードを配ったり、ゲームの進行をするディーラー役も決めておいた方がいいでしょう。

使用するトランプは、ジョーカーを除いた52枚を使用し、ベットに使うチップも用意する必要があります。

セブンカードスタッドのルール

セブンカードスタッドのルールを解説します。大まかな流れは以下の通りです。

  1. アンティ(参加費を支払う)
  2. 各プレイヤーに3枚カードが配られる
  3. 3rdストリート(1回目のベッティングラウンド)
  4. 4thストリート(2回目のベッティングラウンド)
  5. 5thストリート(3回目のベッティングラウンド)
  6. 6thストリート(4回目のベッティングラウンド)
  7. 7thストリート(5回目のベッティングラウンド)
  8. ショーダウン

1:アンティ(参加費を支払う)

まず、ゲームに参加をするプレイヤー全員がアンティ(参加費)を支払います。テキサスホールデムとは異なり、これは毎回全員が同じ金額をベットする必要があるので注意しましょう。

2:各プレイヤーに3枚カードが配られる

プレイヤーにはそれぞれ3枚のカードが配られますが、そのうち2枚が裏向き、残り1枚は表向きに配られます。裏向きの2枚は自分のみが見ることができ、残り1枚は全プレイヤーが公開している状態となります。

3:3rdストリート(1回目のベッティングラウンド)

各プレイヤーに3枚カードを配り終えたら、1回目のベッティングラウンドが始まります。

この時、公開されている1枚のカードが最も弱いプレイヤーからゲームが開始され、このプレイヤーは強制的にベットしなければなりません。このベットを「ブリングイン」と呼びます。

ブリングインをした後は、各プレイヤーは時計回りにアクション(コール・レイズ・フォールドなど)を行い、フォールド(降りた)プレイヤー以外のベット額が同じ金額になったら次へ進みます。

4:4thストリート(2回目のベッティングラウンド)

新たに各プレイヤーに1枚ずつ表向きのカードが配られ、オープンカードが2枚の状態となります。

このラウンドでは、持っているカードのランクが最も高いプレイヤー、オープンカードの2枚がペアになっている場合は、そのペアの数字が最も大きいプレイヤーからアクションを開始します。これ以降のベッティングラウンドも今回同様にオープンカードの強さで最初にアクションするプレイヤーが決まります。

全員がチェック、もしくはフォールドしていない全員が同じ金額ベットした状態になったら次のラウンドへ移行します。

5:5thストリート(3回目のベッティングラウンド)

さらに1枚ずつ表向きにカードが配られ、オープンカードが3枚、裏向きのカードが2枚の状態になります。

このラウンドでもオープンカードのランクが一番高いプレイヤーから時計回りにアクションを行い、全員がチェック、またはフォールドしていないプレイヤー全員が同じ金額ベットしたら次に進みます。

6:6thストリート(4回目のベッティングラウンド)

さらに1枚ずつ表向きでカードを追加され、オープンカードが4枚、裏向きのカードが2枚の状態となって4回目のベッティングラウンドが始まります。

ここでも全員がチェック、もしくはフォールドしていないプレイヤー全員が同じ金額ベットしたら次へ進みます。

7:7thストリート(5回目のベッティングラウンド)

最後にカードが1枚配られますが、ここでは裏向きで配られます。そのため最終的にはオープンカードが4枚、裏向きのカードが3枚となります。

ここでも全員がチェック、もしくはフォールドしていないプレイヤー全員が同じ金額ベットしたらベッティングラウンドの終了です。

7-1カードが足りなくなったら

8人でプレイし、誰もフォールドをせずにゲームが進行した場合、途中でカードが足りなくなることがあります。

この場合、ディーラーは全員に見えるようにカードを1枚引きオープンにします。このカードを全員が共通して7枚目として利用することになり、この時だけはオープンカードが5枚、裏向きのカードが2枚の状態でベッティングを行います。

8:ショーダウン

全部で5回のベッティングラウンドが終了し、2人以上プレイヤーが残っていた場合は裏向きのカードをオープンさせ手札をショーダウンします。

7枚の7カードの中から5枚を使用して役を作り、最も強いランクの役を完成させたプレイヤーが勝者となり、これまでに賭けられたチップをすべて獲得します。

セブンカードスタッドの戦略とは

セブンカードスタッドで安定して勝つためには運だけではなく戦略が重要になります。そのヒントをいくつかご紹介します。

まず大切なことは、オープンカードに注意を払う必要があり、相手の公開されているカードから役を推測してアクションを考えなければなりません。また、自分の手札が上手くいかない場合は、無理をせずにフォールドを選択し、次の機会を待つ方が勝てる可能性が高くなります。

まとめ

人気のポーカーゲーム「セブンカードスタッド」の遊び方やルールをご紹介しました。

現在主流のテキサスホールデムがブームになる前はアメリカで最も遊ばれていたポーカーゲームで、現在も根強い人気を誇っています。クラッシックなゲームですが、極めるには一生かかると言われているセブンカードスタッドを、是非遊び方を覚えて遊んでみてはいかがでしょうか。

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