ポーカーで遊んだことのある人なら、「ロイヤルストレートフラッシュ」という言葉を一度は耳にしたことがあるでしょう。このロイヤルストレートフラッシュとは、ポーカーにおいて最強の組み合わせとして広く知られており、誰しもが一度は完成させてみたいと思っているレアな役でもあります。
今回は、そんなロイヤルストレートフラッシュとはどのような役なのかや、出現確率などの基本情報はもちろん、似た言葉の「ロイヤルフラッシュ」との違いについても詳しく解説していきます。
ロイヤルストレートフラッシュとは?
ポーカーにおけるロイヤルストレートフラッシュ(Royal Straight Flush)は、「最強の象徴」とも言えるほど特別な役で、ポーカー 用語や役の一覧などの解説でも必ず紹介されています。
ロイヤルストレートフラッシュが完成すれば、その勝負での勝利はほぼ確定(相手が同じ役で引き分けはありうる)と言えるほどの強さで、ポーカープレイヤーであれば一生のうちに一度は完成させたいと願う夢のハンドかもしれません。
ロイヤルストレートフラッシュの定義(条件)
この役が成立するためには以下の3つの条件を満たす必要があり、それゆえ簡単には揃わないレアな役です。
- 同じスート(絵柄):5枚すべてが「スペード」「ハート」「ダイヤ」「クラブ」のいずれか1種類で統一されていること
- ストレート:5枚の数字が連続していること
- 最高ランクの数字:数字の組み合わせが必ず「10・J・Q・K・A」であること
これらのうち、①と②だけ条件を満たしているが、数字のランクが低い(7・8・9・10・Jなど)場合は1ランク低い役の「ストレートフラッシュ」となります。必ず3つの条件を満たさなければロイヤルストレートフラッシュとはならないため、完成する確率も相当低いのは想像できるでしょう。
スートの強さは関係ない
「スート(絵柄)の中でもスペードが一番強い」という話を聞いたことがある人もいるかもしれません。確かに、日本独自のルールだったり、一部地域のローカルルールではスートごとに強さ(スペード>ハート>ダイヤ>クラブ)が決められている場合も存在します。
ですが、テキサスホールデムをはじめとしたポーカーの国際的な標準ルールでは、スートによる強弱は定められていません。
つまり、滅多にないことですがスート違いのロイヤルストレートフラッシュが同時に完成した場合、引き分けとなることは覚えておきましょう。
ロイヤルストレートフラッシュの出る確率は?
ロイヤルストレートフラッシュの出現確率は一体どれくらいなのでしょうか。
”ポーカー”と言っても様々な種類があるため、そのゲームによって若干確率は異なりますがそう簡単に完成しないことには変わりありません。
5カードドローでの確率
最も基本的なポーカーであり、日本人に最も馴染みのある5ドローポーカーでは、最初に配られた5枚のカードでロイヤルストレートフラッシュが完成している確率は「約0.000154%」です。
ジョーカーを除く52枚のカードから5枚のカードを選ぶ組み合わせは、全部で2,598,960通りあり、ロイヤルストレートフラッシュが成立する組み合わせはその中で4通りしか存在しません。
ちなみにカード交換を行う場合は初手よりも揃う確率が高くなりますが、「ロイヤルストレートフラッシュまであと1枚」という状況だったとしても、完成する確率は約2%と簡単にはお目にかかれないことがわかるでしょう。
テキサスホールデムでの確率
世界的に今最も勢いのあるポーカーゲームの「テキサスホールデム」では、自分の手札2枚と、参加者全員が共通して使用することのできるコミュニティカード5枚の合計7枚の中から、最も強い5枚の組み合わせを作ります。そのため、5カードドローに比べると少しだけですがロイヤルストレートフラッシュ完成の確率は高くなります。
まずフロップ時(共通カード3枚公開)では、5カードドローの初手と同じ「約0.000154%」と変わりませんが、ターン時(共通カード4枚公開)では、ロイヤルストレートフラッシュ完成の確率は「約0.00015%」で、リバー時(共通カード5枚公開)では「約0.0032%」と、ゲームの進行状況によって確立が変動します。
いずれにせよ、そうそう簡単にはロイヤルストレートフラッシュは出現しないため非常にレアな役と言えるでしょう。
全部の役の確率一覧
参考までに、ロイヤルストレートフラッシュ以外の全役の確率も見てみましょう。ロイヤルストレートフラッシュの確率がどれほど低いのかが良く分かります。
| 役 | 確率 |
| ロイヤルストレートフラッシュ | 約0.000154% |
| ストレートフラッシュ | 約0.00139% |
| フォーカード | 約0.0240% |
| フルハウス | 約0.1441% |
| フラッシュ | 約0.1965% |
| ストレート | 約0.3925% |
| スリーカード | 約2.1128% |
| ツーペア | 約4.7539% |
| ワンペア | 約42.2569% |
| ハイカード | 約50.1144% |
「ロイヤルストレートフラッシュ」と「ロイヤルフラッシュ」違いとは
ポーカーをしていて、「ロイヤルストレートフラッシュ」と「ロイヤルフラッシュ」という2つの言葉が出てきます。ネット上の解説やSNSなどでも良く混同して使われていることも多いですが、「どっちがどっち?」と迷ってしまう人もいるのではないでしょうか。
結論から言うと、この2つの言葉は全く同じ役を指しており、「ロイヤルストレートフラッシュ」でも「ロイヤルフラッシュ」でも間違いではありません。
日本では「ストレートフラッシュ(スートが同じストレート)」の最上位版としての「ロイヤルストレートフラッシュ」という呼び方が広く浸透していますが、国際的には「Royal Flush(ロイヤルフラッシュ)」という呼び方が一般的となっています。
もしも海外プレイヤーとポーカーをする機会がある場合は、ロイヤルフラッシュと呼んだほうがお互い混乱せずに済むので覚えておきましょう。
まとめ
「ロイヤルストレートフラッシュ」とは、すべてのポーカープレイヤーの憧れであり、一度は完成させたい最強の役です。
この役は3つの条件を満たす必要があるため、滅多にお目にかかれないレアな役で、現在主流のポーカーゲームのテキサスホールデムでも、ロイヤルストレートフラッシュが完成する確率は約0.000154%〜約0.0032%と宝くじで高額当選するよりも難しいとも言われています。
またロイヤルストレートフラッシュは、国際的には「ロイヤルフラッシュ」と呼ぶことが一般的ということも覚えておきましょう。









