ポーカーを学ぶ方法として、解説動画を見る事ももちろん良いのですが、やはり専門の本を読むことがとてもおすすめです。しかし、ポーカー関連の本は数多く出版されており、正直どれを読んだら良いのか迷ってしまう人も多いはず。
そこで今回は、ポーカーを学べる本のなかでもおすすめの書籍をご紹介するとともに、それぞれの本でどのようなことが学べるのかも簡単ではありますが解説していきます。
ポーカーを学ぶ本でおすすめはどれ？学べる内容も解説！
本屋に行ったり、ネットで検索してみるとポーカーを学べる本が非常に多く存在していることが分かると思いますが、その中でも特におすすめでき、ポーカープレイヤーからの評判も良い本を6冊ご紹介していきます。
また、その本を読むことによってどのような学びがあるのかも簡単にご紹介していきますので、是非参考にしてください。
7日で完全攻略！世界一やさしいポーカーの勝ち方
登録者数100万人超えのポーカー系人気Youtuberの世界のヨコサワさんが執筆したポーカー本です。日本国内でのポーカーの普及に尽力しており、面白い動画を定期的に更新しているため、世界に横沢さんがきっかけでポーカーを始めた人も多いと思います。
この本では、テキサスホールデムで勝つために必要な戦略や考え方が7日間で学べるようになっており、初心者向けの基本的な戦略からGTOについてまで、幅広い戦略が分かりやすい図解付きで解説されています。
特に基本用語すらもまだ覚えていないようなポーカーを始めたての人は是非読んでおきたい一冊です。
フィル・ゴードンのポーカー攻略入門編
ポーカーの入門書として非常に有名なこの本は、通称「緑本」とも呼ばれており、どの本を買おうか迷ったらこの本を買っておけばまず間違いないと言われています。
著者のフィル・ゴードンは、数多くのポーカートーナメントで優秀な成績を残している有名プロポーカープレイヤーで、ポーカー戦略を人生やビジネスに応用する方法などを講義している講演者です。
この本からは、ポーカーにおける確率や戦略などの基礎的な知識はもちろんですが、モチベーションの維持やメンタルについても学習することができ、ある程度ポーカーができるようになっても何度も読み返すほどポーカープレイヤーとして大切な部分を学べます。
ポーカー教室
ポーカーの入門書を読みたいけど、文章ばっかりの難しい本は苦手だという人にはこの本がおすすめです。この本は、主人公の「れむ」との会話形式で内容が進行していくため、気軽に読み進めることができ、「難しそう」というポーカーへのハードルも下げてくれるでしょう。
この本の特徴は、初心者でも分かりやすく基礎知識や戦略などを解説しているだけではなく、世界で最も人気のポーカーゲーム「ホールデム」以外にも、「7カードスタッド」と「オマハ」についても学ぶことができます。
初心者がポーカーを学ぶ最初の1冊としてはおすすめですが、既に少し知識を持っているような人には若干物足りなさを感じるかもしれません。
ちなみに著者のポーカー侍氏は、実際に海外でのポーカー経験があるだけではなく、日本ポーカー協会の理事を務めたり、全日本ポーカー選手権（AJPC）の創設などにも関わったりと日本国内のポーカー普及活動を行っています。
トーナメントポーカー入門 テキサスホールデムの基本理論
海外のポーカー戦略や情報などを発信している人気ブログ「ポーカーの高速道路とけものみち」の管理人でもある東大法学部卒のポーカープレイヤーSHIMADA,Shinya氏の著書であるこの本は、ポーカーを始めたばかりの初心者でも分かりやすいように基礎知識や基本的な戦略、考え方を学ぶことができる一冊です。
実際に海外のトーナメントで活躍している日本人が書いているので非常に読みやすく、全てのテーマに具体的な例を出しながら説明をしてくれるため、これから本格的にポーカーを始める人だけではなく、海外に挑戦したいと思っている人、海外カジノで勝つためのプレイを身につけたい人におすすめとなっています。
ステップアップポーカー 脱定番ルールで相手を出し抜け
元々、認知心理学を専攻していたという経歴を持つプロポーカープレイヤーのアニー・デューク氏が執筆しているこの著書は、数学的な観点からポーカープレイヤーとして成長するために必要な考え方を記しています。
この本は、ポーカーにおける基本的なセオリーを理解している中級者がさらに上を目指すのにおすすめで、様々なシチュエーションでの”判断”を数字を用いて説明してくれるため、この本の内容を習得することで、より数学的・論理的な思考によるしっかりとした根拠を持ったアクションを行うことができるようになるでしょう。
ポーカーエリートの「公然の秘密」頻度ベース戦略
こちらの本は、ラスベガス在住のプロポーカープレイヤーのエド・ラミー氏が執筆しており、初心者向けというわけではなく、ある程度ポーカーができるようになった人がさらにスキルを磨いて「上位1％のポーカープレイヤー」を目指すということを目的としている一冊です。
この本では主にGTO戦略を学ぶことができ、対戦相手がだれであれ長期的に期待収支を最大化するための考え方を学ぶことができます。
特定の状況下において、ベットやレイズなどのアクションをどのくらいの確率で使い分けるべきかや、バリューベットとブラフの理想的な割合など、運や感情といった条件を排除した数学的な観点からどのような戦略を取るべきなのかを習得することに役立つことでしょう。
まとめ
ポーカーを学べる本のおすすめを6冊ご紹介してきました。日本の有名プレイヤーや海外のプロポーカープレイヤーが執筆した本が多くありましたが、やはり自身の経験をもとに初心者でも理解しやすいように細かく解説しているものは非常に勉強になるのでおすすめです。
また、後半にご紹介した「ステップアップポーカー 脱定番ルールで相手を出し抜け」や「ポーカーエリートの「公然の秘密」頻度ベース戦略」は初心者には少し難しく、ある程度ポーカーができるようになった中級者がさらに高みを目指す際に役立ちます。
自分のレベルに合わせた適切なポーカーの本を読んで、周りのプレイヤーよりも一歩先を行くスキルを身につけましょう。
